開業準備を進める中で、避けて通れないのが 「登録や各種手続き」 です。

・ 書類はこれで合っているのか
・ 何をどこまで揃えればいいのか
・ どのタイミングで申請するのか
・ 実際どれくらい時間がかかるのか

私自身も、まさにその中で一つずつ確認しながら進めている段階です。

この記事では、実体験をベースに、行政書士登録の流れと手続きのポイントを整理してお伝えします。

1.行政書士会の入会説明会に参加

まず結論から言うと、説明会には参加しておいて良かったと感じています。

私は、神奈川県行政書士会主催の入会説明会(3月7日)に参加しました。
休日にX(旧ツイッター)を見ていて開催されることを知り、すぐに申し込みました。

事前にネットで登録申請に必要な書類や入会費用等を調べていましたが、実際に説明を受けてみると、
特に「事務所に関する提出資料」に関する部分がかなりクリアになりました。

例えば、

・ 事務所の外観および内部の写真付き資料の作り方
・ 事務所の位置図には作成見本があること
・ 「住民票の写し」ではなく「マイナンバーカードの写し」に変更

など、HPからは知り得ない、参加しなければ得られない情報を確認することができました。

さらに、説明会では登録申請のガイダンスだけでなく、
行政書士法に関する話や先輩行政書士の座談会も行われていました。

開業前の不安が和らいだだけでなく、
同じようにこれからスタートする方々の雰囲気を感じることができたのも大きかったです。
手続き面だけでなく、心理的なハードルも下がったという意味でも、有意義な機会だったと感じています。

2.登録申請|実際のスケジュール感

今回の申請を通じて感じたのは、
単に書類を準備するに留まらず、 「実務的な視点」 が求められるという点です。

もともと事前に準備を進めていましたが、
3月7日の説明会で得た情報を踏まえて、「事務所に関する提出資料」を作り直しました。

※事務所の選び方や実際にレンタルオフィスを契約した経緯については、
「第3回:事務所をどうするのかという問題」で詳しく書いています。

ここで少し余談ですが、

実は行政書士試験を受験する1か月前の10月に、宅建試験も受験・合格していました。
民法が共通していることもあり、行政書士業務にも活かせるのではないかと考えてのW受験です。

その宅建士登録申請~宅建士証の交付までの手続と比べると、
行政書士の登録申請は、宅建業免許などの許認可手続きに近いイメージだと感じました。

つまり、

・ 定型書式への記入
・ 公的証明書の収集

だけでなく、

・ 事務所要件を満たしていることを証明する資料作成

といった要素が含まれており、 「実務の入口」 としての意味合いが強い手続きだと感じています。
(実務講座でも「登竜門のようなもの」という話があり、まさにその通りだと思いました。)

さらに実務的なところで言うと、

レンタルオフィス運営会社には、行政書士事務所として利用する旨を事前に伝えていましたが、添付書類として、
「使用承諾書」の提出が必要でした。 そのため、契約締結後すぐに発行を依頼したのですが、この書類の取得に
想定以上の時間がかかり、意に反して半月ほどスケジュールが後ろにずれました。

結果として、

・ 3月中旬 : 郵送で登録申請
・ 3月末  : 事務局からの連絡(不備なし)
・ 4月中旬 : 訪問して登録手続き予定

というスケジュール感となりました。
外部に依頼する書類は時間が読みにくい。これは実際にやってみてヤキモキしたポイントです。

※開業準備の全体像や、最初に何から手をつけたかについては、
「第2回:開業準備で最初にやったこと」で整理しています。

3.開業届・青色申告はいつやるのか

結論としては、行政書士登録完了後の早いタイミングで進める手続きになります。

簡単に整理しておくと、

・ 開業届 → 事業開始の届出
・ 青色申告承認申請 → 青色申告を行うための事前申請

青色申告のメリットとしては、

・ 最大65万円の控除
・ 赤字の繰越ができる
・ 帳簿付けによる経営管理のしやすさ

があります。

一方で、

・ 複式簿記が必要
・ 一定の事務負担がある

といった点もあるため、
私は「図解 いちばんやさしく丁寧に書いた青色申告の本(成美堂出版)」を参考に情報収集していますが、
ある程度のイメージを持っておくと安心できます。

4.次回予告

次回は、「スキル・知識」面の話として実務講座や実務フォーマット集について、お話しする予定です。

※「どんな人が書いているのか気になる」という方は、
これまでの経歴や考え方も含めてプロフィールにまとめています。

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