開業準備といっても、何から手をつければいいのか分からない。
私自身も、最初は完全に手探りの状態でした。
ネットで調べれば情報はいくらでも出てきます。
しかし、自分と同じ境遇のケースは意外と少なく、
「結局、自分は何からやるべきなのか」が見えなくなりがちです。
この記事では、私が実際に進めている開業準備の全体像と、
その中で「最初にやったこと」を体験ベースでお伝えします。
これから開業を考えている方の参考になれば幸いです。
1.開業準備の全体像
現在進めている開業準備は、大きく分けると以下の通りです。
●環境・設備
・事務所選び
・事務用品や備品の準備
・固定電話・FAX
●登録・手続き
・行政書士会の入会説明会
・登録申請
・開業届・青色申告(※これはこれから)
●営業・発信
・ホームページ作成
・ブログ作成と記事投稿
・SNS活用
●信用・見た目
・名刺作成
・プロフィール写真
・職印・銀行印
●スキル・知識
・実務講座の受講
・フォーマット集の購入
こうして並べると、やることはかなり多いです。
個人で開業する以上、すべて自分で整えていく必要があります。
また、項目の洗い出し等は、「行政書士合格者のための開業準備実践講座(税務経理協会)」を参考にさせていただきました。
2.全体を俯瞰して優先順位をつける
すべてを同時に進めることはできません。
そこで私の場合は、まずアクションリストを作成し、全体を俯瞰したうえで優先順位をつけました。
具体的には、
・ 登録に必要なこと → 最優先(これがないと始まらない)
・ 最低限の発信環境 → 次点(開業後すぐ動けるように)
この2つに絞って進めました。
「開業と同時に動ける状態をつくる」
これを軸に考えると、判断がしやすくなります。
3.最初にやったこと|副業申請という壁
その中で最初に取り組んだのが、会社への副業申請でした。
副業行政書士としてスタートする以上、ここをクリアしなければ何も始まりません。
直属の上司には、
・ 行政書士試験に合格したこと
・ 副業として活動したいこと
・ 将来的には独立も考えていること
を率直に伝えました。
正直、不安はありました。そのときに言われたのが、
「私でも奥さんと同じことを言うよ」
という言葉でした。
これは、前回の記事でも触れた「いきなり独立は不安」という家族の意見と同じです。
やはり客観的に見れば、そういう判断になるのだと実感しました。
一方で、
「フレックスも活用しながら、良い働き方の見本になってください」という前向きな言葉もいただきました。
結果として、人事部門の正式な承認も得ることができ、副業行政書士としてスタートする土台が整いました。
4.やってみて感じたこと
副業申請を通して強く感じたのは、
・ 家族の理解
・ 会社への申請と了解
・ 自分自身の覚悟
この3つが揃って初めてスタートラインに立てる、ということです。
どれか一つでも欠けると、後から無理が出てくると思います。
特に「覚悟」については、気持ちだけではなく、金銭面も含めて考えておく必要があります。
開業準備にはそれなりの費用(=投資)がかかります。私の場合、現時点で100万円以上になる見込みです。
サラリーマン感覚のままだと、正直ここはぐっとくるものがあります。
5.いま進めていること
現在は、
・登録申請(3月中旬に申請済み)
・実務講座の受講
・ホームページとブログの整備
を並行して進めています。
まだ開業前ではありますが、「昨日より半歩でも前に進む」ことを意識しています。
6.これから開業を考えている方へ
この記事をご覧の方の中には、
・ 開業すべきか迷っている
・ 本業にするか、副業で始めるか悩んでいる
という方もいらっしゃると思います。
まずは、自分の状況を整理すること。そして、できるところから一つずつ進めること。
それが現実的な一歩だと思います。私自身も、まだその途中です。
7.次回予告
次回は「事務所をどうするのかという問題」について、自宅か賃貸か、実際に悩んだことをお話しします。
開業準備の中でも最初に決めなければならないポイントです。
※「どんな人が書いているのか気になる」という方は
これまでの経歴や考え方も含めてプロフィールにまとめています。